今朝も良い天気。
やはり天気が良いと気持ちが良いですね。
昨日の晩ひととおり歩いてみたので効率的に街歩きができそうです。
まずはペレス城。間近で見ると建築としてのデザインもさることながら、装飾の壮麗さも思っていた以上に美しいです。背景の山々に映える姿や整備された庭園も印象的です。
そしてもうひとつの城、ペリショール城。
こちらはそれほど大きくもないですが、やはりシナイア観光にははずせない見どころの一つです。
そしてシナイア僧院。
東欧では多い正教会の僧院ですが、外観的な美しさもさることながら、僧院の敷地内を行き来する修道僧たちの日常を垣間見ることもでき、非キリスト教徒としても厳粛な気持ちにさせられました。
とりあえずこの3つがシナイアの主要観光スポットですが、山間の静かなこの街はのんびりできる素敵な街でした。
ただ昨日のコンスタンツァもそうですが、時間さえあればもっと長居したいところなのですが、今回は時間も限られているため、泣く泣く次の目的であるブラショフに向かいます。
ブラショフまでは再び列車で、11時23分発の列車が12時26分に到着。わずか1時間余りの旅でした。
ブラショフはルーマニアの中でもトップクラスの観光地ですが駅から街の中心まではちょっと離れているため市バスを利用します。結局宿に荷物をおいて観光にでかけたのが昼過ぎのちょっと中途半端な時間になってしまいました。
とりあえずブラショフには2泊するつもりでいたのですが、時間も中途半端なため今日はブラショフから30キロほど離れたブラン城に行くことにしました。時間的には約40分の距離です。
ブラン城はドラキュラの城のモデルとされていますが、そのドラキュラのモデルとされるヴラド・ツェペシュは実際にここには住んだ記録がないんですよね。
それでも屈指の観光地。「死ぬまでに行きたい世界の名城25」にも選ばれている名城です。ルーマニアに来たからには行かないわけにはいかないのです。
実際に行ってみるとそれほど大きな城ではなく、城内もかなり観光客向けの展示がされており、思っていたものとはちょっと違いましたが、それなりに楽しめました。
おみやげ屋はもっとドラキュラにちなんだものが多いかと思っていましたがそうでもありませんでした。でも割合暖かったコンスタンツァとは違い、山間部のこのあたりは寒さも厳しいのでこういった防寒具は実用的でもあるかもしれませんね笑
城を見たあとブランの村をちょっと歩いてみましたが、教会というか礼拝堂というかというのもいくつかあり、興味深かったです。
そしてまた40分かけてブラショフに戻り、宿の方に戻り夕食を取ることにしました。
名前は覚えていませんが、メインのローカルな肉料理にルーマニアビール、それにスイーツまでどれもハズレがなく美味しくいただけました。
ルーマニアは物価もそれほど高い方ではないので(モルドヴァよりは少し高いですが)、けっこうお手頃価格で食事を楽しめるのもいいですね。今回はじめてルーマニア料理を食べましたがよかったですよ。
今日はちょっとだけ飲み過ぎました。でも満足しています笑