いよいよギリシアでの最終日。今日もロドスを観光するつもりですが、昨日もあまりにロドスが自分の中で好きになりすぎてしまいビーチで泳ぐ時間もなくなってしまったのですが、それは仕方ないですよね。
とりあえず今日のロドス発のフライトは18時半なので、今日もビーチは諦め、それとロドスシティから1時間余の距離にあるリンドスという街に行くこともやめて、ロドスシティだけを楽しむことにしました。
ただ新市街と旧市街だけというのも味気ないので、まず街の裏にそびえるスミス山に行ってみることに。
ここはかつてのロドスのアクロポリスでスタジアムや劇場、アポロン神殿跡があります。
ギリシアでの2週間あまりでいろいろな古代遺跡も見てきたのもあり感慨深いものがあります。
ロドスにはかつて世界の七不思議のひとつに数えられた「ロドス島の巨像」があり、その大きさはニューヨークにある自由の女神像に匹敵するものだったとか。紀元前284年に完成したものの紀元前226年の地震によって倒壊したためわずか58年の命でしたが、後世にまで伝わる巨大な像を作り上げたロドス人の叡智には感服せざるをえません。
さてこのスミス山から少し歩いたところにある崖の上からは海を見下ろすことができ、どこまでもはてなく続くエーゲ海の青い海を見渡すことができて感動しました。ここから見る夕日も素晴らしいとのことですが残念ながら今回は見ることができなかったので、次回来た時のための楽しみにとっておきたいと思います。
しばしの感動のあと山をおりて、再び新市外の方へ。
新市街はなにもビーチだけがあるわけではなく、マンドラキ・ハーバーと呼ばれる小さな港のそばにある市庁舎やセント・ニコラス要塞なども見逃せないスポットになっています。
ちなみにこのセント・ニコラス要塞もネコの多いスポットであり、ネコのためのごはんと薬のために寄付がほしいという英語の看板もありました。かなり怪しげではありましたが、一応わたしもネコ好きな人間のはしくれとして少しですが入れておきました。
ロドスに来てから100匹以上はネコを見てきましたが、次にロドスに来た時もこの子たちの元気な姿が見られることを祈って・・・。
またロドスの象徴でもある鹿の像が2体あり港の入口にそれぞれ配置されています。
このあたりには遊覧船やトルコのマルマリス行きの船も出ているようでけっこう賑わっていました。
そして今日も旧市街に入る前にちょっと腹ごなしにニューマーケットで食事をとることに。ここのニューマーケットはトルコ式市場とも呼ばれているらしく、レストランや土産物屋も多くあります。昼なのでそんなにがっつりとは食べませんでしたが、スブラキとロドスワインに、ギリシアヨーグルトと、とりあえずギリシア料理を食べ納めました。
ディナーはゆっくり食べる時間がないので、ここで締めましたが、やっぱりギリシア料理は美味しいですね。日本に帰ってもまた食べに行きたいです。