14時間近い列車の旅を終えてようやくクリミア半島の中心地シンフェロポリに到着しました。シンフェロポリの街自体は特に観光地として有名というわけではないのですが、アクセス的に便利だし、何より残念なことに天気があまり良くないので荷物を持っての移動はやめて、今日はここで宿を取ることに。
しかし観光地ではないため手持ちの地球の歩き方にもこの街の詳細は載っていないので、とりあえず事前にロンリープラネットで調べておいたValenciaというホテルを目指します。
ちなみに今回の旅行では日本のガイドブックには記載されていないところもしばしばあるので「ロンプラ」にもかなりお世話になる予定。見やすさで言えば写真の多い日本のモノのほうがよいかもしれないけど、かなりマイナーな部分までおさえてあるロンプラも私は愛用しています。
さてHotel Vanlenciaですが、駅から少し歩きはしましたがかなり目立つ建物なのでそれほど迷わずにたどり着きました。
大きなホテルではないですし、建物の周囲はやや殺風景ではありますが、ピンクを基調としたカラーリングやデザイン的には良い感じ。
受付の女性もすごく感じのよい人で、1泊約3000円というリーズナブルな価格設定もあり即決しました。
イメージ的にウクライナの女性は美人だけどクールな感じの人が多い気がしていましたが、ここの人は意外にもフレンドリーでした。
ちなみに部屋の中はこんな感じです。
シングルルームはシンプルで広さはありませんが、清潔でTV、Wifi完備でした。
この部屋で3000円が高いか、安いかは評価が別れるところだと思いますが、まあ長期滞在する予定もないので。
居心地はけっこう良いです。
とりあえず一休みして町に出てみることに。
小雨がぱらつく中シンフェロポリの街を歩いてみます。天気が悪いせいか人口30万人以上の都市としては人通りも多くありませんが、無機質とも言える街並みがキエフとはまた違った印象を与えてくれます。
クリミアはロシア系の人が多いというのもありますが、やはりキエフとは違いますね。ロシアは行ったことがありませんが、なんとなくロシアっぽいです。
また観光地というよりは行政の中心地として重要なシンフェロポリには名所は少ないですが、教会は至るところにあります。
そんなキリスト教の国ウクライナにもイスラム寺院があります。それが500年以上の歴史があるケビール・ジャーミーモスク。
決して大きなモスクではありませんが、Wikipediaにも記載があるほどには有名なようです。
その後もう少し散策を続けていたのですが雨足も強まってきたので宿に戻ることにしました。
なんにしても情報量が少ないのでネットで情報収集。それと同時に今後の天気予報を見てみたのですがしばらくクリミア半島の天気がよくなさそう。他の地方は天気も期待できるようなのですが・・・。寒いだけならまだしも雨にまで降られるのはつらいです。やはり早めに移動したほうが良いのかも・・・。
とりあえず明日また状況を見て考えます。