さていよいよロドス観光のメインである旧市街へ。
ロドスの旧市街は城壁にぐるりと囲まれていて、旧市街に入る門もいくつかあるのですが、私的に一番楽しみにしている聖ヨハネ騎士団の騎士団長の館は明日にとっておくつもりなので、東の方の門から入ろうと思い、新市街から海沿いの道を歩きます。旧市街の北東はフェリーが発着するコマーシャル・ハーバーがあります。
また小さな船もたくさん並び、城壁とハーバーの両方を左右に見ながら歩く道は非常にわたしのツボにハマりました。
船を利用したおみやげ屋もあり、歩いているだけで楽しい気分になってしまいます。
そして城壁も中から見る前に外側からもしっかりと見て目に焼き付けておきます笑
そしてイタリア門から入城。
あとになってここの門はけっこう地味なんだなと気付きましたが笑
とにかく中に入りました。しばらく歩いてみて要塞のすぐそばで洗濯物が干してあったりする生活感のある風景がまたもや私のツボにはまります笑
小さな礼拝堂そばのベンチはタイルでできていたり、民家もタイルで装飾されていたりしていました。個人宅なので民家の方は勝手に写真を貼れないのが残念ですが、かわいらしいのでぜひ実際に見ていただきたいです。
タツノオトシゴの像のあるエブレオン広場はおみやげ屋やカフェ、レストランが集まり旅行者で賑わっています。ピークが過ぎたとはいえさすがに一大観光地。クレタやアテネなどもそうでしたがまだまだ沢山の人がいました。かといって多すぎるということもなく、気候的にもちょうど良い感じですね。
旧市街でも賑やかな広場などは人も多いですが、そういうところから少し歩くだけで人通りもぐっと少なくなり、観光客の雑踏とは無縁の静寂があります。
そんな観光客もあまりいない通りでふと甘い匂いがしたので行ってみるとリンゴ飴を発見。
完全な地元の人向けのお店というわけではなさそうで、旅行者もたまに買っているようです。かくいう私もそのひとり笑
ジェラートも良いですが、日本ではお祭りの時くらいしか食べる機会がないので買ってみました。けっこう甘くてジューシー。そんなに日本のものと変わらないですね。でも久しぶりに食べるといっそう美味しく感じます。
そしてこのロドスも島中にネコが多くいて、マルタなどと同様細い路地に何匹ものネコたちの姿を見ることができます。
ロドスの旧市街はそんなに広いわけではないですし、イスラム圏のスークのように迷いそうになるような複雑さもありません。
ヨーロッパでいえば城壁に囲まれた古い街というのはけっこうありますが、フランスのカルカソンヌとかよりも、やはりマルタのイムディーナに近い感じがします。ですが、この街がユニークと感じるのは教会の他にモスクも多くあるということ。ヨーロッパの中でいえばボスニアもモスクは多いですが、今まで行った場所の中でもかなりというか、非常に好印象を持ちました。
繰り返しになりますが全然広くはないのですが、かなりの時間を費やしてしまいました。
しかもまだロドスの旧市街は半分しか見ていないので、明日の観光もかなり期待できそうです。
また夜は旧市街のレストランでロドスのローカル料理とグリークサラダ、そしてここロドスのワインを味わいました。
店のまわりにもネコたちが集まり、バックミュージックも流れ素晴らしい食事の時を過ごすことができました。
今日は朝が早かったのですが、非常に充実していました。
明日はいよいよロドス最終日にして、ギリシアの滞在も最後の日になります。悔いのないような一日を送りたいと思います。