15日目 メテオラ観光

今日はテッサロニキからギリシア中部随一の観光地メテオラのお膝元カランバカに向かいます。

ただメテオラ(カランバカ)は観光地の割に公共機関を使うとかなり面倒なんですよね。ギリシアはそういうところもけっこうあるのですが。

テッサロニキからカランバカまでも一度バスを乗り継がなければなりません。まずはトリカラという美味しそうな名前の街まで笑

朝8時半過ぎに出発したバスは、11時15分にトリカラに到着。少々の待ち時間のあと12時発のバスが12時50分位にようやくカランバカに到着しました。

バスの車内からも見えていましたが、やはり街に降り立ってから見るとさすがに圧巻ですね。

Mountains32

今日は昨日に比べたら天気もよく、気温もかなりあるので本当に久しぶりに半袖が着られました。サマータイムの関係もあり日が暮れるまで時間的に十分余裕があるので、メテオラにいくつかある修道院のうちカランバカから歩いても行きやすいアギア・トリアダ修道院と、アギオス・ステファノス修道院まで軽くトレッキングしてみることにしました。

久しぶりに思い出した「暑い」という感情。しかしそれ以上に素晴らしい眺望が暑さと疲れを忘れさせてくれます。

Mountains10

Mountains20

わたしは体もそんなに大きくない草食系男子ですが、意外とこういうときの体力はあるんですよね笑

途中で幾人ものガタイのしっかりした西洋人を追い抜き、予想より早く登りきりました。

そして肝心の修道院。先にアギオス・ステファノス修道院に行こうと思ったのですがちょうど昼休みで15時30分までクローズしているようだったので、アギア・トリアダ修道院をまず訪れました。

Agia Triada5

Agia Triada21

Agia Triada37

この修道院は他のメテオラの修道院に比べるとあまり大きくはありませんが、十分素晴らしいものでした。内部ももちろん見応えのあるものですが、それはぜひ皆様ご自身の目で確認していただきたいです。

そしてもう一つのアギオス・ステファノス修道院。

Agios Stefanos35

こちらは尼僧院で修道女たちが生活しているのですが、修道院の内装やよく手入れがされてある庭園やここからの展望だけでなく、ネコ好きにはたまらない人懐っこいネコたちも暮らしているところです。

 

Agios Stefanos13

Cats(Meteora)3

わたしの撮影技術では表現しきれませんが、ネコ好きさんはキュン死確定します笑

わたしがギリシアという国が好きな理由の一つにかわいいネコが多いというのもあるんですよね。マルタ、キプロス、トルコといったネコ好きの心をくすぶる国と並ぶのがここギリシアなんです。

旅行などで家をあけることが多いので自宅でネコを飼うことができないわたしにとって、ギリシアはホント楽園とも言って良い国です。

新美敬子さんという方の出しているネコの写真集があるのですが、ネコ好きの方はぜひチェックしてみてください。

 

すみません。話がそれました。

とりあえずネコたちに癒やされたわたしはまた歩いてカランバカの街まで戻りました。まだまだ外も明るいのでカランバカの街もちょっと歩いてみます。けっこう大きい教会や11世紀のビザンチン教会などもありますが、やはりこの街の一番の魅力は歩いているだけで絵になるところですね。

A Church

Byzantine4

Square3

街自体は小さいので小一時間も歩けば十分ですが、まだ時間もあったので地元の携帯屋でSIMカードを購入しておきました。ホテルではWifiもつながるので必要不可欠なものでもないのですが、とりあえず5ユーロ分。

ショップのお姉さんはかなり英語が話せました。ギリシアは英語はそんなに通じないというイメージはありましたが、若い人は話せる人もけっこう多いんですよね。それに訛りもあまりないので聞きとりやすいです。ただお年を召されている人にはあまり話せる人はいないようですが。

 

この街は夜になるとすることもあまりない小さな街なので、せめて食事だけでもゆっくり取ろうと思い、ホテルの近くのレストランで食事をしました。昨日はファーストフードで済ませてしまったので今回の旅では初ギリシア料理です。

Wine&Cheese(Kalambaka) Mousaka(Kalambaka)

ギリシアではワインもけっこうリーズナブルに飲めるのがすごく嬉しいんですよね。ギリシア料理定番のフェタチーズも美味です。

そしてメインは、炒めた挽肉、油で揚げたナスとジャガイモをオーブンで焼いた料理ムサカ。実はわたしはナスはあまり好きではないのですが、コレなら食べられます。

これに食後のデザートも付いて15ユーロでお釣りがもらえるのが嬉しいんですよね。もちろんチップ込みの料金です。

ユーロ圏になると余っても次回のたびに持ち越せるというのがあるのでついつい財布の紐が緩んでしまいますが、日本ではギリシアワインを飲めるところもあまりないですし、この旅行中だけでも味わっておきたいと思います。

Viaggio について

旅行大好き人間です
カテゴリー: ギリシア パーマリンク

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