ムーンライトながらでの車中泊の感想

今回、東京から、岐阜県の大垣までを走る「ムーンライトながら」に乗車してみました。
「ムーンライトながら」は、夜行の臨時快速列車で、主に長期休暇中に運転されます。
東京の出発は11 時。出発前に夕食を済ませ、東京駅へ。同列車が発車する東京駅のホーム
に行くと、既に列ができていました。電光掲示板には「満席」の文字が。

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この列車、快速という扱いで、追加料金が指定席料金の510 円しか掛からない列車なので、運転するとなればすぐに指定席が売り切れてしまうこともあります。

しばらく待つと、ホームにクリーム地に赤いラインの色をした、いかにも特急らしい電車
が入ってきました。快速ということなので設備の期待はしていませんでしたから、特急用
の電車というのは意外でした。

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乗り込んでみると車内も特急用らしく、座席もリクライニング付のちゃんとしたものです。

乗り込んで数分ですぐに電車は出発。車内放送が流れ、停車駅などの案内もあります。
私は駅で買ったお菓子をほおばりながら、流れる夜景を見ていました。すると程なくして
車掌さんが検察に来ました。切符を見せ、お菓子も食べ終わったところでいざ寝ようと目
をつむりますが、車内がとても明るく、まぶしくて寝られません。

しばらくまぶしさと戦っていると、今度は座席の固さから来る体の痛みが襲います。
私の場合、まずお尻が痛くなり、体制を変えると、今度は腰が痛くなり…何度も体制を変
えながら、2 時ごろでしょうか。ようやく就寝。その後、5 時頃に起床。起きて程なくする
と名古屋に到着。ここで降りる人も多いので、車内は少し空きました。

そして6 時前に終点の大垣に到着し、7 時間弱の列車旅は終わりました。

感想ですが、安く移動でき、翌日早朝から活動できるという便利さはあると思います。

しかし、快適性の面では満足度は低いです。特急の座席も、長時間乗るとそれほど快適で
も無いということがよく分かります。

乗るうえで必要と感じた物は、明かり対策のアイマスクは必須と考えます。

揺れる車内で首も安定せず、結構痛むのでネックピローも必要と感じました。

座面も固いので、クッションがあると気持ち楽かもしれません。

また、私の場合気になりませんでしたが、結構レールの音や電車の機械の音が寝るには意外と大きい音なので、気になる方は耳栓があるといいかもしれません。

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