タイは日本と同じ左側通行の国ですので、レンタルバイクで行動範囲を伸ばして旅をしました。国際免許も使えて手軽に125cc程度のバイクが借りられます。
チェンマイはタイ北部の中心都市です。ここまで鉄道で来て周辺のバイク旅を計画しました。まずは宿探しですが、城郭に囲まれたチェンマイの旧市街の宿は高いので、その周辺の「CumPan」というゲストハウスにチェックインしました。そこでレンタルバイク屋を紹介してもらい借りたのがホンダの110cc赤カブです。
さっそくそのバイクで郊外のサンカムペーン温泉に行ってみました。写真はそこの間欠泉ですがこのバイクには大きな欠点がありました。ブレーキがほとんど効かないのです。これは命に関わることなので、レンタルバイク屋に戻り125ccの黒いホンダのバイクに交換してもらいました。店主はディスクブレーキを自慢するのですが、今時日本では見られないワイヤー式で効きもいまいちです。でも店では一番新しいモデルのようなので妥協することにしました。借り賃は1日500円ほどです。ガソリンタンクが3L程度なので一日に何度も給油する必要があるのが心配です。
翌日 今日はチェンマイから西に100kmほどにあるタイ最高峰のドーイ・インタノン山に向かいます。標高2565mのこの山は頂上まで道路があるのでバイクで登れます。
早朝5:30チェンマイを出発、のどかな田舎道を軽快に走り、登山口に着いたのが8:00です。そこからは登り道ですが二車線の整備された観光道路なので特に問題はありません。頂上近くで馬力不足を感じましたが、9:30何とかレーダー基地と露天の土産物屋が混在している写真の頂上に到着しました。熱帯のタイで涼しい高山はそれだけで大人気のようです。しばらく山頂を散策して次に向かうのはミャンマーとの国境の町メーサリアンです。
10:30下山開始、途中名瀑と書かれた中腹の滝に寄ってみましたが、日本ではありふれた光景でした。その後は、写真のインタノン山を背にどんどん人気の無くなる田舎道を西進していきます。
18時前メーサリアンに到着、部屋の前にバイクを停められる民宿風のゲストハウス「MAESARING」にチェックインします。街を流れる川の対岸はもうミャンマーです。でも、これと行って何もない田舎町です。